私はよくマンガ家さんや編集さんから
「マンガ家っぽくないね」と言われます。
「大和さんって編集みたいですね!」と言われることも多々あります。
編集さんから言われるとマジかよ(笑)ってなっちゃいますが
こう言われるのには理由があって
打ち合わせなどをする際に

普通のマンガ家だと
マンガ家「僕はこれこれこんなマンガが描きたいんです!!」
編集「なるほど、ですがその系の話ではアンケートや部数が厳しいので…」
という風に先に作家の描きたい物からスタートする場合が多いのですが

私の場合はこれとは全然違います。

私の場合
大和「そちらの雑誌で欲しい種類のマンガ又は誌面で足りていない作品は何ですか?」
編集「えっ?大和さんの描きたいもので…」
大和「一番売れている、人気の作品の傾向や数字を教えれる範囲で教えてください」
編集「ふぁっ??」
大和「その中から人気の出やすい作品の方向性と需要と供給のバランスを絞っていきましょう」
編集(なんやこいつ?)
大和「そうですね、この中ですと私が描けそうな作品はこれとこれですね」
大和「では、これの売りのポイントとテーマを決めていきましょう」
編集「大和さんって編集みたいですね」
大和「ふぁっ??」

こういう流れで打ち合わせすることが多いです(笑)
もちろん私自身に描きたいものがないわけではありません
むしろ逆で色々な作品を描いてみたい気持ちが強いです。
ただ、好きな作品を好きに描いて当てることができるのは
天才だと思っています。
残念ながら私は10年以上マンガ業界にいてわかりましたが
天才ではなかったので
このような狙って作品を作るという考え方になりました。

私がこのようなタイプですので
編集さんで一番あたりたくないタイプは
感覚派の編集で作品を見た際に
「なんか面白くないんだよね~次の描いてきて~」と言うクソヤローです。
おっと少し口が悪くなってしまいましたね。

「なんか面白くないんだよね~次の描いてきて~」っていうことなんて
小学生でも言えることです。

編集さんに必要なのは「なんか面白くないんだよね~」のその先です。
具体的にそして理論的に道筋を示すべきです。

よく「ここがダメ、面白くない」とだけ言って改善案を
出さない編集さんもいますがこれも私はダメだと思います。

ちょっと話がずれましたが
自分はかなり理論的に作品をつくる傾向にあります。
みなさんはバクマン。というマンガを読んだことはありますか?

自分はシュージンのタイプだと思います。
逆に天才タイプは新妻エイジですね。
実際、シュージンは編集にも向いてると思いますね。
逆にエイジが編集になったら色々と大変そうですね(笑)

たぶん今後も私はマンガ家や編集さんから
「大和さんって編集みたいですね!」って言われ続けると思います。

むしろ極めていきたいと思っています。
ちなみにですが
最近、知り合いの作家さんのプロデュースなどもさせていただいてます。
他人にやり方を教えることにより自分の中で固まっていなかった理論などが
構築されていくところは面白いなぁと感じています。
またこのあたりも公表できる時がきたら
表に出していきたいと思っています。